10月16日(金)、北東北エリア大学(秋田大学、岩手大学、岩手医科大学)と共同研究に関する打合せを開催しました
弘前大学では、J-PEAKS事業において、10年後のビジョンとして「グローバルWell-being共創社会の実現」を掲げています。北東北エリアにおける取組として、共通する地域課題の解決、さらには地域におけるWell-beingの実現に向けて、秋田大学、岩手大学、岩手医科大学と連携し、グローバルWell-being共創社会の実現に向けたまちづくりを進めるとともに、北東北エリアの研究大学群の成果を世界に発信していくことを目指しています。
令和8年10月16日、本学グローバルWell-being総合研究棟において、秋田大学、岩手大学、岩手医科大学の研究者、URA及び事務職員を迎え、「北東北エリア共同研究に関する打合せ」を開催しました。本打合せは、協定に基づき各大学で始動した共同研究の進捗を共有し、今後の連携の方向性について意見交換を行うことを目的としたもので、本学グローバルWell-being総合研究所の兼任教員もオンラインで参加しました。
冒頭、本学の東理事(研究担当)から、ヘルスサイエンスにとどまらず、人文社会系も含めた幅広い分野でWell-beingに資する研究を4大学で展開し、北東北の大学群としての存在意義を示していきたいとの挨拶がありました。続いて、村下副学長(教授)から、岩木健康増進プロジェクトを基盤とした本学のJ-PEAKS事業の取組、グローバルWell-being総合研究所の体制や国内外の大学との連携、大学院改革などについて紹介しました。あわせて、今後の連携に向けた提案として、Well-beingに関する共同研究の推進、QOL健診を軸としたWell-beingまちづくりの展開、URA等の研究支援人材の連携・育成の3点を示しました。
その後、各大学から共同研究の進捗報告が行われました。秋田大学からは、松村教授が本学整形外科学講座と連携して取り組む変形性膝関節症の病態解明に向けたエピゲノム解析について、藤田講師がヒト特有のタンパク質に着目した老化評価指標の研究構想について報告しました。岩手大学からは、佐々木教授が同大学の融合研究グループの取組を紹介するとともに、嚥下機能や口腔の感覚機能を簡便に評価する技術の開発について報告しました。岩手医科大学からは、丹野教授が東日本大震災後に岩手県沿岸地域で実施してきたコホート研究の成果と、本学との連携による今後の研究構想について報告しました。各報告後の質疑応答では、本学の研究者から自らの専門分野との共同研究の可能性について具体的な提案が寄せられるなど、活発な意見交換が行われました。
最後のラップアップでは、各大学の参加者から、本打合せが4大学による共同研究の実質的なキックオフの場となったことを踏まえ、今後の取組への意欲が示されました。東理事からは、北東北が今後直面する社会的な課題を見据え、4大学が一丸となって、それぞれの強みを生かしたWell-being研究を展開するとともに、研究支援人材や技術職員の連携を含めた研究基盤の強化を進めていきたいとの総括がありました。第2部では、参加者がグローバルWell-being総合研究所の施設を見学しました。
今後は、秋田大学、岩手大学、岩手医科大学との連携を一層推進し、各大学の強み・特色を持ち寄りながら、人文社会系を含む幅広い分野の融合によるWell-beingを基軸とした共同研究を展開していきます。これにより、北東北エリアにWell-being研究のPEAKSを構築するとともに、グローバルWell-being共創社会の実現に向けた取組を国内外に発信していきます。






